John Rabe - 彼は悪名高きナチス党員だった。
1937年、日本軍による南京陥落を目前に、
命懸けの人道支援を決断する。

ストーリー

日中戦争が始まって間もない1937年12月。日本軍は中華民国(蒋介石)の首都南
京へ侵攻し陥落させた。首都機能はすでに重慶へ移転しており、数十万の市民と
中国兵士、そして十数人の欧米人が南京に残留した。残った欧米人たちは、迫り
くる日本軍から市民を保護する為、南京安全区国際委員会を設立、その委員長に
選ばれたのがシーメンス南京支社長のジョン・ラーベだった。本作品は、ラーベ
と国際委員会メンバーの人道的活動を史実を基に描く。

ドイツ映画賞で主演男優賞・作品賞・美術賞・衣装賞を受賞、バイエルン映画賞
では最優秀男優賞・最優秀作品賞を受賞した傑作。日本では上映不可能とまで言
われた本作品がついに日本初公開!

上映趣旨

南京事件70周年(2007年)に合わせて、世界中では南京事件に関する映画作品が
多く作られました。しかし、日本ではそのほとんどが一般公開されてません。私
たち「南京・史実を守る映画祭」実行委員会では、日本で上映されることが無
かった「南京事件」映画の上映を敢行してきましたが、今回、5年に渡る交渉の
結果、本作品の上映にたどり着くことが出来ました。世界中で認められた映画が
上映できない、そんなことはあってはならない。そういう素朴かつ当たり前の思
いが、私たちの原点です。

日本初公開

南京事件を描いた日本未公開の話題作が遂に公開